2008年4月27日日曜日

ハコセン 金融8社が債権放棄 来月末にも再生計画提出

民事再生手続き中のクレジットカード業、ハコセン(函館)の再建問題で債権を持つ八金融機関が二十五日、札幌地裁が示した債権放棄案に応じた。北海道銀行など担保権を持つ四行は51%、担保権のない北洋銀行など四金融機関は65%の幅でそれぞれ債権カットを受け入れた。
 これにより、同じ日商連グループのほくせん(札幌)の事業継続による再建が動きだすこととなった。
 再建問題については、道銀など四金融機関が設定した担保権の有効性をめぐって金融機関同士が対立していた。
 ハコセン代理人によると、ハコセンの事業価値を約五十四億円とした上で、このうち十四億円を別除権として道銀など担保を持つ四行に対して配当し、残りの四十億円を八金融機関に対して配当する内容になった。
 五月末にも再生計画が提出される予定で、九月ごろには100%減資とほくせんによる増資が行われる見通し。

(北海道新聞より引用)

2008年4月18日金曜日

丸井今井が最終赤字 再建着手後初 10億-20億円 改装後も低迷続く(04/17 07:17)

大手百貨店伊勢丹の傘下で経営再建中の丸井今井(札幌)の二〇〇八年一月期決算が、十億-二十億円程度の大幅な純損失となる見通しであることが十六日、明らかになった。〇五年十一月に抜本的な経営再建に着手してから初の赤字決算。昨年、主力の札幌本店を大改装したものの売り上げの減少に歯止めがかからず、改装に伴う固定資産除却損なども響いた。
 道内の景気が低迷するなか、業績の回復と株式上場を柱とする再建計画の前提が揺らぎ、その実現が危ぶまれている。
 企業の収益力を示す営業損益と経常損益はともに四億円前後の黒字を確保したものの、利益率は前期の1・6%から0・5%に低下した。純損失は会社分割による再建開始直前の〇五年一月期以来、三期ぶり。〇七年一月期決算の経常損益は十三億八千四百万円の黒字、純損益は十五億千万円の黒字だった。
 〇八年一月期決算では、売上高が前期比約8%減の八百十億円程度にとどまったもようだ。札幌本店の食品売り場などで〇七年度に実施した大規模改装に伴う旧設備の廃棄で固定資産除却損を特別損失に計上したことや収益悪化により繰延税金資産を取り崩したことで、純損失が拡大した。
 北海道新聞がまとめた〇八年一月期の各店売上高は、札幌本店が同2・4%減の五百五十九億円。一方、函館が同4・8%減、旭川が同5・5%減、室蘭店が同6・7%減と地方店の苦戦も目立つ。

(北海道新聞より引用)

2008年4月8日火曜日

200万円詐取 女に逆転有罪 札幌高裁「借用書被告が書いた」

札幌市内の知人男性から現金二百万円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた大分市久原中央一、元飲食店従業員、下田千春被告(33)の控訴審判決公判が八日、札幌高裁であった。矢村宏裁判長は無罪とした一審判決を破棄し、懲役一年を言い渡した。
 矢村裁判長は、唯一の直接証拠だった男性との間で交わされたとされる借用書について、住所欄の記載内容などから「被告が書いたものと強く推認できる」とし、「被告とは別人が書いた」とする弁護側の主張を退けた。
 判決によると、下田被告は札幌在住中の二〇〇一年六月、返済意思がないのに、男性から架空のスナックの開業資金名目で現金二百万円を借り入れし、だまし取った。
 下田被告は「現金を受け取っていない」と捜査段階から一貫して無罪を主張。一審で検察側は懲役二年を求刑したが、昨年二月に札幌地裁は「借用書の筆跡は被告とは別人のものの可能性が高く、男性の証言にも不自然な点がある」と無罪判決を言い渡していた。

(北海道新聞より引用)