大手百貨店伊勢丹の傘下で経営再建中の丸井今井(札幌)の二〇〇八年一月期決算が、十億-二十億円程度の大幅な純損失となる見通しであることが十六日、明らかになった。〇五年十一月に抜本的な経営再建に着手してから初の赤字決算。昨年、主力の札幌本店を大改装したものの売り上げの減少に歯止めがかからず、改装に伴う固定資産除却損なども響いた。
道内の景気が低迷するなか、業績の回復と株式上場を柱とする再建計画の前提が揺らぎ、その実現が危ぶまれている。
企業の収益力を示す営業損益と経常損益はともに四億円前後の黒字を確保したものの、利益率は前期の1・6%から0・5%に低下した。純損失は会社分割による再建開始直前の〇五年一月期以来、三期ぶり。〇七年一月期決算の経常損益は十三億八千四百万円の黒字、純損益は十五億千万円の黒字だった。
〇八年一月期決算では、売上高が前期比約8%減の八百十億円程度にとどまったもようだ。札幌本店の食品売り場などで〇七年度に実施した大規模改装に伴う旧設備の廃棄で固定資産除却損を特別損失に計上したことや収益悪化により繰延税金資産を取り崩したことで、純損失が拡大した。
北海道新聞がまとめた〇八年一月期の各店売上高は、札幌本店が同2・4%減の五百五十九億円。一方、函館が同4・8%減、旭川が同5・5%減、室蘭店が同6・7%減と地方店の苦戦も目立つ。
(北海道新聞より引用)
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