2008年2月29日金曜日

強制連行日韓でシンポ ソウル 室蘭、赤平の4遺骨返還

戦時中、朝鮮半島から強制連行され室蘭、赤平で死亡した四人の遺骨を返還するため訪韓中の両市の市民らが参加した日韓合同シンポジウムが二十七日、ソウル市内の奉恩寺で開かれ、出席者たちは、不幸な歴史を繰り返さず未来に向かって歩むことを誓い合った。
 「強制連行・強制労働犠牲者を考える北海道フォーラム」(札幌)と室蘭、赤平の市民団体、韓国側市民団体の共催。道内からの三十人を含め、遺骨の遺族、市民ら約二百五十人が出席した。
 遺骨は、戦時中に室蘭の製鉄所で働き、米軍の艦砲射撃の犠牲になった三人と赤平の炭鉱で死亡した一人の計四人。
 殿平善彦・同フォーラム共同代表は「植民地時代の負の遺産。日本政府と企業の責任で解決すべきだ」と主張。強制連行問題に詳しい金広烈(キムクァンヨル)光云大副教授(韓日関係史)は「韓国政府は日本政府から提供があった資料を基にデータづくりを急がなければ」と訴えた。
 四人の遺骨はシンポジウム後、同寺で追悼法要が営まれ、遺族側に返還された。遺骨は二十八日、韓国中西部・天安市の国立墓地に埋葬される。

(北海道新聞より引用)

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