リーグ戦デビューは思い出の地で飾る―。大卒ルーキーDF柴田慎吾(22、浜松大―柏ユース)が第3節・柏戦(30日)出場へ意欲を見せた。柏時代に慣れ親しんだ日立柏サッカー場。ここが、Jリーガーとしてのスタートの地となる。 「恩返しの意味も込めて、精いっぱいプレーをしたい」。23日のナビスコ杯第2節で公式戦デビューを果たした柴田が声に力を込めた。会場となる日立柏サッカー場は、ユース時代の思い出の地。次は“古巣”でのJデビューが目標だ。 2003年、トップ昇格の夢破れ、同会場で“引退試合”を迎えた。それがJユースカップの決勝トーナメント。当時、FC東京のユースに所属していた柏のA代表FW李忠成と対戦。「向こうは覚えていないと思うけど」。出場がかなえば再戦が実現する。 柏にはライバルも残してきた。浜松大に進学した年、トップ昇格を果たしたのが、ユース同期のMF菅沼実だ。「菅沼はスタメン。僕も出られたらアピールしたい」。回り道をしてたどり着いた同じ舞台。意識しないはずはない。 この日の練習では、曽田とディフェンスラインの真ん中を任された。ともに空中戦での高さが武器。公式戦経験の乏しいルーキーにとっては、ベテラン曽田は頼もしい存在だ。「ジャンプのタイミングなどアドバイスをもらっています」と明かした。 札幌の戦術理解にはプレシーズンから苦戦していた。プレー中に位置取りやカバーリングのやり方も細かく指示を受けた。「やっぱりカップ戦とリーグ戦は違う。早く出たい。慣れ親しんだ場所ですしね」。187センチの大型ルーキーが出番を待っている。
(北海道新聞より引用)
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